家族構成と価格別にみるファミリー
次は現行品のファミリーを『価格』と『家族構成』に中心に考えていきます。
まず価格帯ですが2000円台〜5000円台と幅が広いです。基本的に人形の数が増えるほど価格は上がります。まあ当然ですね。
2000円台 A群
例:キャラメルイヌ、カワウソ、ゾウ、カンガルー
ゾウ | ¥2,398 | 父母赤 |
モグラ | ¥2,530 | 父母男赤 |
パンダ | ¥2,728 | 父母赤赤 |
コアラ | ¥2,728 | 父母赤赤 |
カワウソ | ¥2,728 | 父母小赤×2 |
サル | ¥2,728 | 父母女 |
カンガルー | ¥2,860 | 父母女小赤 |
アルパカ | ¥2,860 | 父母女赤 |
キャラメルイヌ | ¥2,948 | 父母女赤 |
ほしぞらネコ | ¥2,948 | 父母女小赤 |
2000円台のセット。これを仮に『A群』と呼ぶ事にしましょう。この価格帯の家族構成をみるとある特徴があります。
それは『赤ちゃん』がセットだということ。3人家族のサルファミリーを除く9/10ファミリーが該当します。そしてこれらのファミリーの赤ちゃんは『単体』で販売されていません。
感覚的に3000円を下回るとお買い求めやすいようなイメージです。モグラは他の人形と身体のサイズが一回り小さいので比較が難しいですが、キャラメルイヌやほしぞらネコ、カワウソ、パンダ等ここ数年で登場したファミリーが多いですね。
3000円台前半 B群
例:ショコラウサギ、ペルシャネコ、くるみリス、クマ
一番多い価格帯が3000円台前半、もっというと『¥3,278』という価格です。これを『B群』とします。
家族構成を見るとそのほとんどが『お父さん・お母さん・女の子・男の子』の4人構成。長年、ファミリーセットといえばこの4人単位が定番だったように思います。
現に最初に発売された年を調べてみると
ファミリー | 発売年 | 赤ちゃん | ふたご |
みるくウサギ | 2012 | ○ | ○ |
くるみリス | 2012 | ○ | ○ |
ショコラウサギ | 2012 | ○ | ○ |
シルクネコ | 2012 | ○ | ○ |
シカ | 2012 | ○ | ○ |
チャコールネコ | 2011 | × | × |
クマ | 2011 | ○ | ○ |
チワワ | 2012 | ○ | ○ |
シマネコ | 2014 | ○ | ○ |
トイプードル | 2016 | ○ | ○ |
メイプルネコ | 2017 | ○ | ○ |
マシュマロネズミ | 2018 | ○ | × |
ペルシャネコ | 2019 | ○ | ○ |
という感じに長年の主流形態である事がわかります。ちなみにこのファミリーのほとんどは別売で『赤ちゃん』『ふたご』が販売されている事もわかりますね。
では、主流だった4人構成ではないファミリーはどうかというと・・・・?
キリン ハスキー ヤギ ナマケモノ
この4組です。
ナマケモノファミリーはオンライン等の限定販売で¥3,300。残りの3組に共通する点は何かというと・・・?「赤ちゃんが含まれている」という点と・・・
『付属品がある』という点でしょうか。
ハスキーにはソリ、キリンには双眼鏡とカメラ、ヤギにはメガネとバックが2つ付属しています。
簡単に考えれば、子供サイズの人形2人だったのが1人ないしは2人とも減り、赤ちゃんに変更になり+付属品で¥3,278のファミリーと同額という価格設定。
そしてもう一つ共通する点として、これらの4組は昨年2020年以降に発売になっているという事です。
近年のエポック社のインタビュー記事やシルバニアの特集を読むと多様性やジェンダー的な観点を意識して多種多様な家族構成になるように重きを置いているようです。とても素晴らしい事だと思います。
ただそれは企業の理念やポリシー、ブランドのイメージとしての話であり、セールス的な観点で見れば子供人形2人より赤ちゃんと一緒の方が人気?または売れるといった可能性もあるでしょう。
正直ここは判断が難しいところですが、今はファミリーセットの家族構成が変わる過渡期なのかもしれませんね。
3000円台後半 C群
例:アヒル、ヒツジ、コーギー、マーガレットウサギ
これを『C群』と呼びます。4組だけですがここにも気になるポイントがありました。
このグループは¥3,500以上¥4,000未満です。なぜここで分けたかと言うと、主にB群と同じ4人家族構成であるのに価格が違う為です。
アヒル | ¥3,850 | 父母みつご | 総選挙1位 |
ヒツジ | ¥3,608 | 父母女男 | 総選挙3位 |
コーギー | ¥3,850 | 父母女男 | 復刻 |
マーガレットウサギ | ¥3,850 | 父母女男 | 限定 |
・アヒルファミリー(+572円)
総選挙1位という結果を受けて商品化。先日商品レビューでも紹介しました。5人家族ですが、みつごサイズの同一の赤ちゃんが3人。前述したB群の主流4人構成と比べると+¥572です。
ここは比較が難しいですね。そもそも人形の型が特殊ですし、その分値段も上がるのかな?といった感じもします。総選挙がなければ発売される事はなかったでしょう。
・ヒツジファミリー(+330円)
総選挙3位の結果を受けて商品化。以前発売されていたFS-10のヒツジファミリーとは家族構成が違います。
B群と同じ家族構成であるにも関わらず価格が違うのはなぜでしょうか?強いて言えば衣装の一部?『ヘッドアクセサリー』を付けている事ですが・・・。
・マーガレットウサギファミリー(+572円)
アヒルと同じ価格のマーガレットウサギは35周年を記念して発売された『Limited edition』
パッケージにも刻印されています。限定品だから同じ家族構成でもこの価格という事なのか?
他に違う所といえば女の子の『耳飾り』がありますがそれを言うなら『シカファミリー』の女の子にもあります。
・コーギーファミリー(+572円)
同じく¥3,850ですが4人家族構成。このファミリーはかつてイギリスで販売されていたものの『復刻』という形で登場しました。
復刻だからこの価格と言われればそれまでなのですが、復刻料金が¥572・・・?
う〜ん・・。わからない。
以上4組も2020年以降に発売になったファミリーです。4人家族のB群とC群の違いは限定品であるかないか?2020年より前に発売されたものかどうか?という事になります。
そもそも10年前から販売されている物と現在の商品を単純に比較することは難しいのかもしれません。同じ4人家族の人形でも洋服やパッケージには差異もあるでしょうし、人形自体の製造方法やかかるコストも変わっているとも考えられます。
4000円以上 D群
例:ビーバー、シバイヌ、ボーダーコリー
最後は4,000円オーバーのグループ、D群です。3組しかいません。お高めなだけあって基本的に家族の人数は多くどれも5人以上のファミリーです。
そしてこちらも2020年以降に発売になっており、『特別な理由がある』事が共通しています。
・ビーバーファミリー ¥4,070
総選挙2位の結果を受けて商品化。オンライン等の限定販売です。お父さん・お母さん・女の子・男の子・赤ちゃんの5人セットです。
・ボーダーコリー ¥4,400
昨年発売のボーダーコリーはかつてアメリカで販売されていた物の『復刻』で35周年記念商品との説明があります。基本の4人+ふたごの赤ちゃん(おすわり・はいはいポーズ)がついて6人家族。
・シバイヌファミリー ¥5,280
そして今年登場したシバイヌですが・・・・『特別な理由』はなくオンラインショップ等限定で突然、発表→発売になりました 笑
最高額でありながら、数日で品切→再販後また品切・・とかなりの人気ファミリーです。
これら3組は公式オンラインショップや専門店でのみ取扱している限定商品だという事が共通しています。
・・・・という事はこの『限定品』というのは家族構成が同じでもやはりお値段がやや高くなりがち・・なのか・・・?
C群のマーガレットウサギとコーギーが同額で¥3,850。この二組から『限定品である4人家族』はこの価格であると仮定すると・・・
ボーダーコリーの額からこの二組の¥3,850を引くとふたごの赤ちゃんのおおよその目安がわかるはずです。
4400−3850=550
¥550・・・ふむふむ・・・。と言う事はふたごの赤ちゃんは一人あたり¥275。
では『たっちの赤ちゃん』はどうかというとビーバーの額から¥3,850を引けばいいはず・・・
4070−3850=220
・・・・・ん???
¥220・・・??
なんかおかしいですね・・・。
目安として現行品の単体販売されている赤ちゃんの価格は一律で『¥495』です。ふたごの赤ちゃんは押し車とセットで『¥935』
いやいや・・・・全然計算が合わん・・・笑
ビーバーは少しだけサイズが他の人形と比べて小さいというのはありますが・・・。
ではシバイヌと比べてみると・・・6人家族で赤ちゃん2人なので
5280−3850=1430
これが赤ちゃんふたり分の額とするなら、赤ちゃんひとりは
1430÷2=715
あれれ・・・な、ななひゃく??・・・今度は高くなりました・・・・笑
う〜ん・・・・、やはり概算で比較する事はちょっと無理なようです。何かしらの理由があって、高くなったり安くなったりしてるみたいですが、事細かに調べるには情報が少なすぎます。
なんか価格の話ばかりしちゃってますが、別に『値上げしてるよ』という事を言いたいのではなく、あくまでこの価格の違いを明らかにしたいだけです・・・笑
値上げしてるかどうか?で考えるなら
例えば過去に¥3,278で販売されていた物が近年になって、¥3,850で販売されるようになったなら・・・それは明らかに『値上げしている』と思います。
ですが過去に発売され現在も販売されている商品の価格は据え置かれ、2020年以降に発売になった『限定品』は同じ家族構成でも値段が上がっている・・・。それは純粋な意味での値上げとはちょっと違うような気もします。
では、限定品でなく一般販売のB群のファミリーと同じ基本の4人家族で2020年以降に登場したファミリーを見ればいいんじゃないか?と思ったんですが・・・
それはヒツジファミリーだけでした・・・。それに『シルバニア総選挙3位』という特別な理由があって商品化になっています。だから価格が上がったのかもしれないし、ヘッドアクセの分かもしれないし・・・そもそも、なぜヒツジだけ洋服がガラッとリニューアルされて商品化になったのかも謎です・・。
もっと簡単に比較するには来年以降に4人構成のファミリー(限定品ではない一般販売)が発売されればその価格が¥3,278より高いかどうか?という所を見れば良い訳なんですが、近年の流れからいって、B群のような家族構成にはならない可能性は高いです。
現にここ2年は印象的には今まで主流だった4人単位の家族構成のレギュラーファミリー(¥3,278)は減り、色んな理由があるにせよ値段が上がって発売されているのは確かです。
10月に登場した『ウシファミリー』と『ミーアキャットファミリー』は過去に海外で販売されていて、『グローバル35周年を記念して〜』と銘打たれています。父母女男の4人家族で価格はどちらも『¥3,850』
またしても参考になりません・・・・笑
ミーアキャットは限定販売ですがウシは一般販売。公式に明記されていませんがウシは総選挙8位という実績を鑑み選ばれたと思われます。
じゃあミーアキャットは何位だったかと言うと・・・・
・・・・
27位!!
な、なぜなのか?? 笑
いやいや、ファミリー化はとっても嬉しいんですが、なぜこの順位ながら?と不思議に思ったりもします・・・。
このあたりの人形はオリジナルが海外発・・・つまりFlair社の型ですから日本国内には存在していなかった、もしくは権利的な物が関係して今まで未発売だったのか?
よくわかりませんが、もしかすると純粋に総選挙とか関係なくアンケートなど再販を望む声が多かったのかもしれませんね。
長々と考えてみましたが価格と家族構成については明確な違いや変化を見つける事はできません。強いて言えば
『家族構成が変わってきてるっぽいよ〜』と『何となく値段が上がってそうだよ〜』という事ぐらいで、はっきりとは断定できません。
まあそういう時もありますよね・・・笑