【考察】シルバニアファミリー ファミリーセット編

過去のファミリーセットを考える

さあさあ・・・皆さんそろそろ読むのに疲れて来た頃でしょうか?笑

ですがまだまだ続きます。次は廃盤になったファミリーセットを見ていきましょう。

まず何を持って廃盤商品と言うのか?

と言うと明確に『廃盤ですよ〜』とお知らせがあるわけではありません。

いつしかカタログからいなくなり、店頭からいなくなり・・・・全く見かけなくなる訳ですね。

新商品というのは毎年出ますから、入れ替わりがあるのは当然で生産が終了した物や予定の販売数に達した物はなくなるのはシルバニアに限らずそうでしょう。

廃盤になったファミリーにだけ目を向けると何かが分かるんじゃないかな?と思い、まとめてみました。

旧ペルシャネコB群2015父母女男
ハリネズミ2015なし
ラブラドールB群2014父母女男
旧サルA群2013父母赤赤
旧ヤギA群2013父母女赤
旧ビーバーA群2013父母女赤
ハムスターB群2013父母女男
シロクマA群2012父母女赤
ダルメシアン2012父母赤赤赤
ラッコA群2012父母女赤
グレイッシュネコB群2012父母女男
ブタB群2010父母赤赤赤
レッサーパンダA群2010父母女赤
シフォンイヌB群2008父母女男

直近の約10年の間に発売→廃盤になったファミリーです。

西暦は初登場した年。ここから短いもので2年、長いもので7年くらいで廃盤になっています。

廃盤の定義としては『過去3年以内のカタログに一度も掲載されていない』もしくは『現在、公式サイトに商品ページがない』という事にしました。

※ハリネズミはファミリー単位での販売はなく個別販売でしたので参考程度に考えてください。

価格と家族構成の関係から前述したどのグループに分類されるかも見てみました。税率は当時と変わっていますが本体価格は同じです。

A群

旧サル・旧ヤギ・旧ビーバー・シロクマ・ラッコ・レッサーパンダ

A群、つまり2000円台のファミリーは6組でした。旧サルを除くファミリーの家族構成と価格は同じです。お父さんお母さんに女の子と赤ちゃん。

2013年にデビューした旧サル・旧ヤギ・旧ビーバーは揃っていなくなりました。ラッコは僕がシルバニアをはじめた4年程前にはほぼ見なかったように思います。シロクマは確か昨年カタログから消えました。もう店舗でも見かけませんね。

B群

ラブラドール・グレイッシュネコ・ハムスター・旧ペルシャネコ・シフォンイヌ・ブタ

B群に該当したのも6ファミリーです。

※ダルメシアンは『お父さん・お母さん・おすわりの赤ちゃん・はいはいの赤ちゃん×2』というかなり特異な家族構成ですが販売されていた価格だけをみればB群に該当します。

このグループで記憶にあるのは旧ペルシャネコは最近まで販売されていて、ちょうど今の新ペルシャネコと入れ替る形で見なくなりました。ラブラドールもよく見かけましたが昨年カタログから消え、公式の商品ページもなくなりましたね。2008年登場のシフォンイヌはまだ海外版が森のおうち等で販売されていますが国内版はもう無くて、個別販売もされていたのを見た事があります。ハムスターについては全く記憶がなく・・・笑 僕の持っているのも海外版です。2012年のグレイッシュネコは2017年当時、シルバニアを集めだした頃に買ったように思うので5年位は販売されてたのかな?(グレイッシュネコ個人的に好きなのでお兄さんとかお姉さんとか出てほしい・・・)

あやふやな記憶で申し訳ないですが・・・笑 これを見る限り、家族構成や価格によって廃盤になる基準はないように思います。

年数を見ると2015 年以前に発売されていたファミリーは現在はもう普通に入手できないという感じですが・・・

そうでもないんだな・・・これが・・笑

ここで現行品に戻って見てみると2015年以前の発売で、かつ現在でも販売されている『現役』ファミリーは10組います。

2002みるくウサギ
2004くるみリス
2007ショコラウサギ
2009シルクネコ
2010シカ
2011クマ・チワワ・
カンガルー・チャコールネコ
2012コアラ
2014シマネコ
参考:シルバニアファミリー35thアニバーサリーBook

2011年組すごいですね・・・笑 

細かい事を言えばショコラウサギ、みるくウサギ、くるみリス等は発売当初と比べて人形の顔つきや造形などマイナーチェンジしています。

ここに先程の廃盤になったファミリー、それ以前に販売されていたファミリーを合わせてみると・・・

2002みるくウサギ・キツネ
2003マロンイヌ
2004くるみリス
2005旧ヒツジ
2006クリームネコ
2007ショコラウサギ
2008シフォンイヌ
2009シルクネコ・どんぐりネズミ
2010シカ・ブタ・レッサーパンダ
2011クマ・チワワ・カンガルー・
チャコールネコ
2012コアラ・ラッコ・ダルメシアン・
グレイッシュネコ・シロクマ
2013旧サル・旧ヤギ・旧ビーバー・
ハムスター
2014シマネコ・ラブラドール
2015ハリネズミ・旧ペルシャネコ

このような年表が出来上がりました。赤い線が今も現役のファミリーです。

なぜこれらのファミリーは残っているのか?理由は色々と考えられますが、その一つはやはり

『人気があるから』でしょう。

ショコラウサギはシルバニアを代表するのメインキャラクター、同様にくるみリスも公式画像や商品パッケージにはよく登場します。まあレギュラーですよね。シルクネコは今のペルシャネコが登場するまでは上記2ファミリーと合わせて『御三家』的な感じだったと思います。クマは代々、村長役を担っていて代替りしながら1つのファミリーの販売年数が長い傾向にあるようです。2011年組ですからもう在職年数は10年。ベテラン村長さんですね。コアラカンガルーは割と見た目も衣装も特徴的なファミリーですから新しくファンになる層の方に人気があるのかもしれません。というか2011年組が強すぎますね・・笑 全ファミリー今でも健在です。

2011〜2012にかけてファミリー数がグンと増えてるんですが、それ以前はファミリーセットという「家族単位」での販売より人形1つずつの「個別」での販売が主流だったようです。

現在でも人形単体での販売はされていますが一部のファミリーに限られていて、通常であれば登場してから先に個別で販売され1年後にファミリー単位での販売に切り替わる・・・という流れでした。35周年を迎えてからは新ペルシャネコを最後にその例はありません。

今も現行品で売られている人形にはこのパターンが多く、マシュマロネズミやトイプードル、メイプルネコ等が該当します。

今のラインナップを見るに個別→ファミリー単位で販売されるファミリーが割と長い期間、生き残るように感じます。

それでは個別で販売されていたファミリーを・・・・と言いたい所ですがあまりにも主題の『ファミリーセット』とはだいぶ話がそれそうなのでそれは止めときましょうか・・・笑

ただ冒頭で考察した『種族別の内訳』と合わせて考えてみるとイヌ、ネコあたりが増えているのはそうなんですが、そもそもこの2種族は『入れ替わりが多い』んですよね。グレイッシュネコや旧ペルシャネコと入れ替るようにメイプルネコや新ペルシャネコが登場したり、シフォンイヌやダルメシアンがいなくなったと思えばトイプードルやキャラメルイヌが登場したりとかなり優遇されています・・笑

2005年やそれ以前の内訳を見ると、同一種族が代替りで交代していくシステムだったのが徐々に変化していったのかなという感じです。逆に代替りシステムを継続しているのはクマやネズミ。どちらも1985年のシルバニア発売当時のオリジナルメンバーではありますが同一種族が同世代に共存した事は多くはありません。

特にネズミは どんぐりネズミ→ハリネズミ→マシュマロネズミという流れできていますが、どんぐりネズミとハリネズミは個別販売の後にファミリーセットに切り替わらずそのまま廃盤・・・となっています。ネズミは人気がないのか?(そんな事ないと思うけど・・・)そもそもハリネズミはネズミに分類されるのか?

しかし現在のネズミ代表マシュマロネズミはファミリーセットに切り替わり、更にはお姉さんやみつごちゃんまで登場するという展開・・・。この辺も突き詰めていくと話は尽きなそうです。

廃盤ファミリーを調べたら

1.個別販売されていたファミリーは長く販売されている

2.価格や家族構成によって廃盤になる区別はない

という事で廃盤ファミリーを見ると以上の事がわかりました。

う〜ん、このまま終わってはなんか釈然としないですね。

もっと、こう・・・何かを明らかにしないと・・・。読んでくださってる方に申し訳無い・・笑

このデータを元に次に廃盤になるファミリーを予想してみましょうか。

あくまでも調べた上での個人的な予想なので、確証は持てませんが・・。

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