【レビュー】キャンパーバン

こんにちは。たかっぺです。

今日はレビュー記事。先日発売になった新商品をご紹介していきます。

ちょっと長くなってしまったので目次を追加しました。

キャンパーバン

発売日2023-05-16
価格¥11,000
品番なし
備考※公式オンラインショップの先行販売
※シルバニア関連施設では6/17より販売

シルバニア関連施設等での限定販売となった『キャンパーバン』

公式オンラインショップのリニューアルとともに一足早く発売になりました。

『乗り物系』のアイテムをレビューするのはずいぶんと久しぶりですね。早速開けていきましょうか。

本体

ブルーとホワイトのツートンカラーがおしゃれな車体。シルバニア特有の中間色が印象的です。

実物にもありそうでなかった造形。それでいて若干のおもちゃらしさも残してあるバランスが良いです。他の車系の商品より一回り大きい感じがします。

おおよそのサイズ

幅 13.8 cm

全長 29.8cm

全高 13.6cm

公式画像をはじめてみた時、思いました・・・

この色味、この形・・・まさに

○ォルクスワーゲンのT1!!!

・・・・えー、失礼しました・・笑

そもそも『キャンパーバン』とはですね、輸送と宿泊施設の両方を兼ね備えた自走式車両のことだそうです。キャンピングカーと何が違うのか?というと、『キャンピングカー』というのは和製英語らしいです。

キャンピングカーと聞いて思い浮かぶあのでっかいタイプのやつは特種用途自動車と呼ばれる中の一種だそうで、こういったいわゆる『バンタイプ』の物はバンコンタイプと呼ばれ普通免許で運転できるものが多いそう。

はい・・・、誰得?な説明はこの辺にして詳細を見ていきます 笑

ギミック

左右のドアがそれぞれ開く他、天井部まで展開可能。

右ドアは観音開き。

左は大きく白いパーツ部が開きます。手を入れて遊びやすいですね。

ルーフは運転席部が開口。上に跳ね上げ式になっており、ベッドが展開します。

寝ているときに屋根がないなんてとってもワイルド!大自然を満喫する準備はバッチリです。

右側後方には取り付け穴が。

『はしご』が取り付けられます。

先程の天井部端にも取付可能です。

ドア内側にはラックがあります。ちょっとしたデザインですがこういうのがあると嬉しいですよね。

『テーブルつきシート』テーブル面にはシールを貼ります。

床面にところどころ窪みがあるので

このように取付ができる他、

横向きにしても大丈夫です。

このテーブルも折りたたみ式。パタンと閉じれます。稼働もスムーズです。

バンの後部には備え付けのキッチンと洗面。下の開口部には

『引き出しA』×2と『引き出しB』を収納。

カチッとはめ込む感じではなくあくまでスッと入れておくタイプです。テーブル面は1箇所のみ引き上げてコンロになります。

蛇口も小さいながらしっかりとした作り。『シルバニアらしさ』を感じます。

タオルかけも良い味を出してますね。

運転席は選択可能です。ハンドルが取り外せます。

海外志向の強い僕は、あえての『左ハンドル』を選択。

運転席裏に引き出しがあり、

ここがシート兼ベッドに変身。スペースをうまく活用した良いギミックです。

ナンバープレートはシールを貼ります。『CAM9-1NG』 CAMPINGということでしょうか。テントのイラスト風になっているところが細かい遊び心ですね。

計器類もシールで再現。指を入れにくく貼るのはなかなか大変でした。運転席はちょっとのっぺりした感じがしますね。もう少し色分けがあっても良かったと思いました。

タイヤはライトブラウン。バン自体の稼働は動きすぎてちょっとした反動でス~と動いていきます。左右が稼働するドアなので横からの衝撃には少し弱いのかな?と思いましたが、普通に遊ぶ分には問題なさそうです。

充分な広さがあって遊びやすく、それでいて必要な設備がコンパクトに備え付けられている無駄のない設計です。

付属品・小物アイテム

付属品は量が多めです。パーツ数でいうと40弱。

調理器具や調味料、料理がメインです。

寝袋・ブランケット・タオル

バンライフには必需品の寝袋。2枚同じ物が付属。

ピンクがタオル、他の2枚はブランケットのようです。柔らかいトイクロス製ですね。

コーヒー缶・紅茶缶・しお・こしょう

派手さはないですが、かわいいです。左2つの缶はシールを貼ります。

食器

赤青の『カップ』と

ペアのカラーで『皿』がセット。アウトドア系の商品には敢えて明るくカラーリングが似合うと思います。

調理器具

『ナイフ』『スプーン』『フォーク』が2つ。『おたま』『フライ返し』『包丁』『トング』に『ポット』の『ふた』

トレイとまな板。非常にシンプルですが本物らしくて良いですね。

『なべ』『ふた』鮮やかな赤です。これは既製品の料理セット(カ−401)にあるなべの別カラーですね。上記の『おたま』と『トング』も同様です。

中には料理パーツを入れる事ができます。『ブラウンシチュー』と表記がありました。

牛乳を温める『ミルクパン』と『フライパン』 良いですね。シンプルですが好きな小物です。僕は子供の頃牛乳飲むとすぐにお腹を壊す子供だったのでばあちゃんがよく温めてくれたのを思い出しました。

もう一つの料理パーツは『モーニングプレート』1つのフライパンで一緒くたに作る感じがバンらしいです。洋画のワンシーンに出てきそう。

こちらは油揚げ・・・、失礼

『パン』です 笑

食べ物ではありませんがピンクの『石けん』が付属していました。手洗いは大事ですからね。

紙パーツ

最近の新商品では少なくなった紙製品。こういったアイテムが少しでもあると個人的にはテンションが上がります。

『ボードゲーム』AとB

地図と雑誌A Bはそれぞれ自分で折り畳みます。

感想

という感じで詳細を見てきました。オンラインショップや関連施設のみの限定販売ということもあってより『シルバニアが好きなファン層』向けかなと感じます。

■良かった点としては・・・

1.シルバニアのテーマである『自然』を感じるアイテム

2.小物類が豊富主張しすぎない丁寧なデザイン

3.ギミックを必要最小限に留め、遊び手側の自由な遊びを育む玩具としての機能

・・・こんなところでしょうかね~。

遊びの中にも、キャンプという非日常を擬似体験できる点も良いと思います。自宅にキャンピングカーのあるご家庭なんてそうそうないでしょうから・・笑

金額面で言えば、¥11,000とお安くは・・・ない感じです・・・

車関係のアイテムで1万超えってあんまり記憶にないですね。5/9付のエポック社のお知らせに『2023/5/22から一部の製品の値上げ』の発表もありました。

『この価格で!』と決まった以上は値段の事ばかり言っても仕方ないですが、個人的には6,000〜7,000円台が妥当かなとは思いました。

欲を言えば人形がセットならまだ良かったかもですね。

今後はこの価格が普通になっていくのかわかりませんが・・。関連施設、オンラインの限定商品というのはちょっと高め設定されがちな気もするので、お財布と相談しながらタイミングの良い時に買うのが一番かと思います。そうすぐには無くならないでしょう。

その際にこのレビュー記事が参考になれば嬉しいです。

それで、ここまで事細かに説明してきて言うのもなんですが・・・この商品は

『海外版の色違い』ですね。

まあ、シルバニアにお詳しい方ならご存知かと思うんですが、オリジナルはU.KシルバニアFlair社の『Camper Van』です。

カラーリングや小物類などところどころ変更されていますが、大まかな形やデザイン稼働部分は全く同じです。

海外版の方はミントグリーンぽいカラーと黄色もあったように記憶してます。僕も5、6年前に森のお家で見たような?見てないような・・・?

ちょっと記憶が曖昧ですが2000年代後半〜2010年代あたりに出た海外発の商品だと思います。

・・・で、別に『色違い』がダメってことを言いたい訳ではなく、ちょっと気になった事があったので書いておこうと思いました。

(以下、かなりマニアックな話なので読み飛ばし可です・・笑)

タイトルとURLをコピーしました