こんにちは。シルバニア工作推進委員会のたかっぺです。
ハロウィン用にちょっとしたディスプレイを作りました。
こちらです↓↓↓
僕は基本的に『小さくてかわいいもの』は作れません・・・笑
『かわいいもの』はシルバニアの人形や小物あれば十分なので、変わりにシルバニア達を飾れるようなハロウィンっぽいミニジオラマを製作してみました。大した物ではありませんがざっくりと作り方をご紹介します。あくまで「ざっくり」なので所々詳しい解説はありません・・・。
作りたいと思う方はあまりいないと思いますが、何か参考になる所があれば・・・、こうやって作るんだ〜的に見てもらえればと思います。
石畳
紹介します。工作のお友達『スタイロフォーム』君です。まあ簡単に言うと断熱材ですね。これをベースに使用します。別に何でも良いんですが色んな工作に使えて便利です。
ここに『スチレンボード』君を貼りつけます。100均では『カラーボード』という名前で売っています。本来のスチレンボードは固く強度がある物ですがこちらは安価な分、柔らかくて加工しやすいです。
ボールペンや爪楊枝で石畳の模様を彫っていきます。
色んなパターンがありますが今回は適度にラフな感じにしました。
アルミホイルを棒状にして
トントン叩いたり、擦ったりしてキズをつけ石畳の質感を加えます。
ある程度やったら着色しましょう。このようなよくあるスポンジをちぎり、
グレーの絵の具をつけて、
ポンポン・・とハンコを押すようにスタンプしていきます。
数回繰り返すと色がついてきます。お好みの雰囲気になるまで着色したり、色を分けてもいいかもしれません。
石垣のフェンス
こちらもスチレンボードに溝を彫って組み合わせ、着色しました。
乾燥を待つ間にフェンスを作りましょう。イメージとしてはハロウィンらしく『墓地』にあるような怖い雰囲気のフェンスです。
爪楊枝に黒を塗って・・・・・と思いましたがちょっと痛そうなので・・、100円ショップで面白い物を見つけました。
お弁当ピックです。先が尖ってて、これそのまま使えそうだなと思い、
ニッパーでカットし・・・
石垣に穴を開けて差し込みました。余ったピックやプラ棒を接着してもいいでしょう。
先程の石畳ベースと合わせます。接着してもしなくてもどちらでも良いと思います。
「棺桶」は2mmのバルサ材を切って作りました。シルバニアに棺桶ってどうなの?と迷いましたが、まあハロウィンらしいかな?と思って・・・笑
バルサは強度はないですがカッター等で切れて加工しやすいので便利です。方眼紙等で型を作ってからやってみるといいかもしれません。
秋の風景
次はこちらのミニジオラマ。ハロウィン・・・というか秋っぽい景色です。なんか殺風景ですがあくまでシルバニアを「飾る用」なので主張は抑え目でシンプルで良いと思います。
先程のスタイロフォームくん。そのままベースにします。
周囲をカッターでザクザク切ります。
そのまま着色しても色が乗らないのでこういった下地剤を使用します。画材屋さんか大きめの文具店に売ってます。
粘土で軽く地形を整形したあとに乾燥するのを待って塗ります。本来は絵を描く際に下地剤としてキャンバスに塗るものですがジオラマや模型製作でもよく使われます。
適度に着色して木工ボンドを塗ってから枯れ草やクラフトサンドを撒きました。(だいぶ工程飛ばしてすみません・・・)
枝は散歩中に落ちてたのを拾ってきました。まあ売ってるものでも構いませんが・・・、一応消毒して天日干ししてから使った方がいいかもですね。
あとは適度に植物(フェイク)を植えてベースは終わりです。
木(紅葉Ver.)
木はこのようなフェイクグリーンを数本使いました。
そのままだと紅葉してないので色を塗ります。一度使ってみたかった100円のラッカースプレー(赤)
数回に分けて少量ずつ吹いていきます。30センチ位離して、屋外か換気の良い場所でマスクをしてやった方が良いと思います。
乾燥→吹くを繰り返し、3回吹きました。
安価なので色落ちするかな?と思いましたが案外大丈夫でした・・笑
元の色がやや残る位が自然な感じになるのかな?と思います。
同じ物を3〜4本くらい束ねてセロハンテープでぐるぐる巻きにしてとめます。何となく『木』っぽく見えるように葉を広げます。
幹
その上からアルミホイルで覆いつくすようにして幹を形成します。『クシャクシャした』感じが残るようにした方がいい感じです。
その上からまたもや登場『木工パテ』。これを薄く塗ります。
1日置いたらカチカチに乾燥するので、
お好みの色で着色します。
質感は遠目からはあんまりわかりませんが・・笑
アルミホイルを巻き付けた時のクシャクシャした感じが幹のように見えるんじゃないかと思います。
前回も言いましたが葉っぱと幹があれば何となく木になります・・・笑 あまり細部にはこだわらずサクサクやってみてください。
乾燥したらハイライトを入れていきます。
これはアイシャドウチップです。僕もお化粧する時によく使ってます。(えっ!??) 笑
パステルをカッターで削り、粉状にしてからポンポン・・・と軽く押し当てていきます。
以上で完成です。ここまでやる必要があったのかわかりませんが・・笑 まあこういうやり方もありますよ・・・という事で。
ベースに木を配置してみました。シルバニアの人形があると一段と雰囲気が出て良いですね。
お菓子は粘土で作りました。何度やっても上手くできないミニチュアフード・・・笑
落葉は作るのが面倒くさいので数年前に買って、眠っていたリーフカッターで。折り紙にマジックで着色しただけです。
簡単ではありますがいくつか工作をご紹介してきました。
全く同じでもなくても、『参考になりそうだな』という箇所があったらぜひやってみてください。
まあここまで紹介しといて、あれなんですけど・・・
もうね・・正直ね・・作るより・・・
買った方が早いです・・・笑
『おいおい、お前さん、それを言っちゃ〜おしめぇよ・・・』笑
でも実際はそうなんですよね。
最近はハロウィンに限らず色んなミニチュア製品が販売されています。それもそこそこのクオリティで安価な物ばかりです。
じゃあ何で作るのか?って話ですが「作る事」って作品が残るだけじゃなくて作った時の「思い出」とか「経験」が残るのがいい所だと思います。作った物を見ながら「あの時楽しかったな〜」とか「これ苦労したんだよな〜」とかでしょうか?上手にできなくても失敗しても・・・。
物が溢れてて、何でも買える時代だからこそ「自分でつくる」事って貴重な経験なのかなと感じます。どれだけ便利になっても「体験」というのはコピーできないので。
このブログのコンセプトは「見ても楽しい、遊んで楽しい、作っても楽しい」をコンセプトにやってますので大した物ではありませんが、こういった製作も少しずつ紹介していけたらなと思います。
それでは、また!
一足早く、ハッピーハロウィン!