森のようちえん

今年1月から始めた「ようちえん」シリーズのジオラマが完成しました。

いやぁ~長かった・・(笑)

こんなにも時間がかかるとは・・。

ジオラマ全景です。「ようちえん」ですがそれだけだと遊ぶのにつまらないかな?と思い「学校」シリーズも合わせて、村の教育エリアにしました。

自分で言うのも変ですがでかい!(笑)

でかすぎる!!

サイズは180㎝×90㎝。だいぶ横長の仕上がりになりましたが、はじめにイメージした風景にほぼ近い仕上がりになったと思います。

川を挟んで左右に『学校』と『ようちえん』を配置するシンプルな風景。地形の高低差もなるべく低くして遊びやすさを追及しようという狙いです。(ごめんなさい・・ちょっとカッコつけました・・)

このジオラマはちょうど真ん中で分割できるようになっています。

よく見るとベビーカーの先に継ぎ目が・・。

では細かく見ていきましょう。

ようちえんエリア

向かって右側はようちえんです。

遊具や小物をたくさん置けて赤ちゃんがのびのびと遊べるように「園庭」を広く取りました。

真ん中に畦道だけ作ってレイアウトも好きに変えられます。

すべり台やブランコなど「赤ちゃんハウス」に付属の遊具も小さいのでたくさん置けますね。

こちらの「妖精さんとひみつの木」だけはようちえんシリーズではありませんが、「森の中」の雰囲気を再現するため大きい方がいいかな?と思い使用してみました。

ほとんどシルバニアの遊具を置いただけですが、自分で製作したものはこの「クジラのプール」と・・・

クマさんの形をした砂場です。

どちらも100円ショップのスチレンボードを加工したものです。

みんなワイワイしてて通うのが楽しくなるようなようちえんができたんじゃないかな?と思います。

小学校エリア

川を渡ったジオラマ左側は小学校です。

このジオラマを作るもうひとつのテーマは「道」でした。

色んな方向へ伸びる「道」を作ることでシルバニア達の生活感、まるでそこで暮らしてるかのような雰囲気が生まれるかな?と思ったんです。

お父さんと通園するゾウのふたごちゃん

ライオン村長も同じくハムスターの赤ちゃんを連れて通園。

それはいつも通る生活道路であったり

通学路であったり・・

「道」が作り出す風景って何となく絵になるし、色んな角度から見ても遊んでも楽しいです。

もう少しウェザリング(汚し加工)してもよかった気がしますが、今回はようちえんの雰囲気に合うように、あえてデフォルメされたジオラマにしたかったのでこれくらいでちょうどよかったなぁと思います。

ショコラウサギちゃんが渡っているのは中央にある橋。

バルサ材や桧を加工して作りました。ベビーカーも通れてシルバニアさんを乗せても大丈夫なように作ってあります。

ようちえんと学校

2つの世界を繋ぐ「橋」

成長するにつれて新しい友達ができたり、色んな人との出会いがあったりして世界が広がるように

ちょうど、うちの子ども達も来年は小学生になるので

橋を渡って新たな世界へ踏み出してほしいという僕なりのメッセージを込めました。

・・・・

・・・・

絶対伝わらないけど・・(笑)

ウシの校長先生が手を振っています。

クマの女の子は生き物係かな?

入口で生徒ひとりひとりに挨拶をする先生

小学校の手前のスペースは完全に空きスペースになってしまったので、もうそのまま空きスペースとして利用することにしました。

校庭のような広場のような公園のような・・?

ほんとに何でもない空きスペースです(笑)

ただこういったスペースがある方が後から建物だけ変えて遊ぶ時やちょっとした写真を撮る時などいい背景になるんじゃないかな?と思ったのでよかったです。

『きせかえボックス・あか みずいろ きいろ』 のお洋服

こんな風にね。

こちらは何も置いていないベースの状態

緑の芝生の部分はスタティックグラスを撒いて静電気を使って起毛させました。

どんな季節でも合わせやすいように色んな緑のスタティックグラスをブレンドしながらやってみましたが、なかなかコツが要るので難しかったですね。

唯一、失敗だったかなと思うのは川ですね・・。エポキシレジンを流して作りました。川底を青く塗ってみたんですが表面の質感を出すのに試行錯誤して透明感がちょっと失われた気がします。

ジオラマ全体としてみると緑ばっかりの景色より青が入った方がアクセントになっていいんですがちょっと淡白さが否めないですね・・。

ただ今回はシルバニアに合うように

「おもちゃっぽい雰囲気」を目指して新しい事にチャレンジしたので次に繋がる課題が出来てよかったとポジティブに考えましょう(笑)

最後に今回のジオラマに登場した仲間達を紹介して終わりにしたいと思います。

実は「誰でもいい」「ただ人形を置けばいい」訳じゃなくて「この子が似合うかな?」「絶対にこの場所がいい」とか考えながらキャラクターを考えながら選んでるんです。(まぁ誰にも伝わらないけど・・)

どうでもいい変なこだわりですが

この時間が何よりも楽しくて殺風景な景色も人形を置くことで一気に空気が変わるんですよね。

シルバニア友達の方とはこの現象を「シルバニアマジック」と呼んでいます(笑)

小学校男の子

小学校女の子

ウシ校長と小学校の先生

ウシ園長とようちえんの先生

ようちえん さくら組のお友達

(さくら組が何なのかはわかりません・・)

実はバスの中に乗ってました。

そして、ようちえんのお友達

ブログにまとめるとあっという間ですが、レイアウトを悩んだり作っている間は何かと大変で失敗ばかり・・。

夢中になれる反面、出来上がると喜びとともに少しの寂しさも感じます。

という事で「ようちえん」ジオラマの完成報告とご紹介でした。

こんなに長い記事を最後まで読んでくれてありがとうございました。

しかしそれ以上に長い事、僕は作り続けていたんです(笑)

一年に作れるジオラマには限りがあって、こうしてご紹介できる機会もそうそうないので、どうかご容赦ください。

また新たなアイデアが浮かんだら新しいものに挑戦していきたいです。

ありがとうございました。

それではまた!

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